クレジットカードに関わる4つの会社とは?

「クレジットカード会社」と聞いて、みなさんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか。「VISA」や「MasterCard」などを思い浮かべた方が多いと思います。

「VISA」や「MasterCard」は国際ブランドと呼ばれるもので、それ以外にも「エポスカード」や「楽天カード」といったクレジットカードを発行する会社、加盟店管理会社など、クレジットカードには様々な業務業態の会社が関わっています。

そこで、今回の記事ではクレジットカードを取り巻く4つの会社について、その詳しい役割を説明していきます。

クレジットカードに関係する4つの会社

クレジットカードは、今や日常生活に欠かせなくなりました。このクレジットカードでは、「国際ブランド」「クレジットカード発行会社」「加盟店契約会社」「決済代行会社」という4つの会社が、それぞれ役割を担いあいながらクレジットカードの仕組みを作り上げています。以下で詳しく見ていきましょう。

①国際ブランドとは?その特徴と役割

国際ブランドとは世界中で24時間365日カード決済ができるシステムを提供している会社のことで、「VISA」や「MasterCard」などが国際ブランドにあたります。

国際ブランドは、クレジットカードの右下にロゴマークで表示されています。国際ブランドは、それぞれ独自の決済ネットワークを構築しており、国際ブランドによってサービスの違いや利用できる店舗数や地域が変わってきます。そのため、国際ブランドごとに利用しやすい国・地域が異なってくることに注意が必要です。

国際ブランドは、「VISA」「MasterCard」「AMEX」「JCB」「Diners Club」の5つが「5大国際ブランド」と呼ばれていました。現在では、この5大国際ブランドに「Discover」「銀聯」の2つを加えた、「7大国際ブランド」が認知されるようになってきました。

②クレジットカード発行会社(イシュア)とは?その特徴と役割

国際ブランドと提携してクレジットカードを発行している会社を「クレジットカード発行会社(イシュア)」と言います。イシュアは、利用者から申し込みを受けてクレジットカードを発行する他、ポイントの付与やショッピング補償などのサービスの提供を行ったり、紛失や不正利用が合った場合の利用者のサポートを行う役目を担っています。

クレジットカードは大きく4つに分類が可能で、その分類ごとにクレジットカード発行会社が異なります。以下でそれぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

銀行系クレジットカード

銀行系クレジットカードとは、その名の通り、大手都市銀行、地方銀行やネット銀行から発行されるクレジットカードです。銀行系クレジットカードは、銀行が直接カードを発行するため、信頼度もステータスも高いクレジットカードです。

また、キャッシュカードとクレジットカードの機能が一体型になっているものが多く、ATMでの手数料が無料になったり、不正利用を24時間、365日検知するシステムなどサービスや保障も手厚いという特徴を持っています

代表的な銀行系クレジットカードには、「三井住友VISAカード」「MUFGカード」などがあります。

流通系クレジットカード

流通系クレジットカードは、スーパーやコンビニ、百貨店が発行しているクレジットカードです。特典や割引がつくことが多く、生活に密着したカードな上、年会費も無料なものが多いので主婦層や若年層などから人気のあるカードです。

また、流通系のカードは審査に通りやすいというのも特徴の一つです。流通系クレジットカードは、顧客を獲得する方法のひとつなので、多くの人に使ってもらうのが目的なので、主婦の方はもちろん、アルバイトやパートの方も審査に通りやすいのです。

代表的な流通系クレジットカードには、「イオンカード」や「セゾンカードインターナショナル」などがあります。

交通系(鉄道・航空系)クレジットカード

交通系クレジットカードは、鉄道会社や航空会社が発行しているクレジットカードを総称したものです。

鉄道会社では、JRが発行しているSuicaなどのICカードと一体化しているものが多く、定期券と一緒になっていたり、チャージでもポイントが貯まったりと、還元率が高く設定されているものが多くあります。また、航空系ではJALやANAが代表的で、クレジットカードを利用するとマイルが高還元率で貯まり、貯めたマイルを航空券と引き換えて、無料で旅行ができるというメリットがあります。

代表的な交通系クレジットカードには、「ビュー・スイカ・カード」「ANAカード」「JALカード」などがあります。

信販系クレジットカード

信販系クレジットカードは、ニコスやオリコなど、クレジットカードの発行やカードローンを専門に行う信販会社が発行しているクレジットカードです。

信販系クレジットカードでは、付帯するキャンペーンやポイントサービスが充実していることが特徴です。また、信販系クレジットカードは一部の審査が厳しいカードを除き、審査の敷居が低いとされています。そのため、申込日当日に即日発行したいというニーズがある場合におすすめのクレジットカードです。

代表的な信販系クレジットカードには、「オリコカード」「ニコスカード」「JCBカード」「AMEXカード」などがあります。

③加盟店契約会社とは?その特徴と役割

クレジットカードは、そのクレジットカードが使えるお店「加盟店」で利用できます。お店は「加盟店契約会社」と加盟店契約をすることによって、クレジットカード決済を受け付けることができるようになります。

この「加盟店管理会社」は「アクワイアラ」と呼ばれています。アクワイアラは、主にクレジットカード加盟店の新規開拓や既存加盟店舗の管理を行っており、クレジットカード加盟店とクレジットカード発行会社をつなぐのが主な役割です。加盟店がクレジットカードでの支払いを受け付けると、アクワイアラが国際ブランドやクレジットカード発行会社と連携を取り、加盟店へ代金を立て替えて入金します。アクワイアラは、その後に支払われる加盟店からの手数料の一部を収益として得ています。

海外では、イシュアとアクワイアラを分業しているのが普通ですが、日本ではイシュアとアクワイアラを兼ねてるケースも多くあります。

④決済代行会社とは?その特徴と役割

「決済代行会社」とは、クレジットカード決済をはじめ、携帯キャリア決済、コンビニ決済など、様々な決済ツールを導入したいお店の間に立ち、一括で契約したり管理システムを提供する会社のことです。

お店にとっては、様々な決済方法があることによって幅広い顧客の獲得に繋がります。しかし、複数の決済方法があると管理する情報が増え、お店側の負担も大きくなります。そこで「決済代行会社」を利用することで、審査や契約の手続き、売上入金管理を行い、お店側の負担を減らすことができるのです。

まとめ

今回は、クレジットカードに関わる4つの会社である「国際ブランド」「クレジットカード発行会社」「加盟店契約会社」「決済代行会社」にスポットを当てて、それぞれの役割や特徴を紹介しました。

クレジットカードの国際ブランドや発行会社の違いにより、クレジットカードの特徴にも違いがあるので、この仕組みと特徴を理解して、自分にあったクレジットカードを選んでいきましょう。





 

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