クレジットカードの国際ブランドと種類・特徴・概要

一口にクレジットカードといっても、クレジットカードには国際ブランドや発行するカード会社、グレードによってさまざまな種類があります。

ここでは、カードおよびモバイル決済業界の著名な専門誌である「ザ・ニルソン・レポート」が2016年に発表した調査結果をもとに、それぞれのクレジットカードの特徴について詳しく説明していきます。

クレジットカードの「国際ブランド」とは?

クレジットカードの種類としてよく名前を聞く、「VISA」「Mastercard」「JCB」は国際ブランドと呼ばれるものです。この国際ブランドは「24時間クレジットカード決済ができるシステムを提供している会社」のことを指します。

皆さんはお店にクレジットカードのブランドロゴが貼られているのを見たことがあると思います。このロゴが貼ってあるお店は「加盟店」と呼ばれ、表示されているロゴと同じ国際ブランドのクレジットカードであれば、購入の際にクレジットカードを使うことができます。

国際ブランドは、お店だけでなく国や地域によっても使える種類が異なるため、クレジットカードを作る際は、この国際ブランド選びが重要です。

クレジットカードの「7代国際ブランド」とは?その種類・特徴・メリットについて

このクレジットカードには「7代国際ブランド」と呼ばれる国際ブランドが存在しています。以下では、7代国際ブランドについて、それぞれ特徴を詳しく見ていきましょう。

  • VISA
  • Mastercard
  • AMEX(アメリカン・エキスプレス)
  • JCB
  • Diners Club
  • DISCOVER
  • 中国銀聯(ぎんれん)

VISA

VISAは、アメリカのカリフォルニア州に本社を置く、世界最大の国際ネットワークを提供する決済事業会社です。VISAは世界全体の総購入取引件数の55.52%を占めており、「世界中の消費者がお財布から決済カードを取り出すとき、半分以上の割合でビザ・カードが使われています。」と言われるほどのシェアをもつクレジットカードです。

日本はもちろん、世界のどの地域でも加盟店が多いので、海外旅行に行くときはVISAのクレジットカードを一枚持っているといいと言っても過言ではないでしょう。

Mastercard

MastercardはVISAに続く、世界第二位のシェアを占めるクレジットカードです。Mastercardは、クレジットカードとデビットカードをあわせて、世界全体の総購入取引件数の26.27%を占めるシェアをもつクレジットカードです。

Mastercardはかつて、ヨーロッパ圏で使いやすいと言われていましたが、今ではVISAと同じく加盟店が増え、全世界で利用できるようになっています。また、MasterCardは「年会費無料」のカードも多く、学生や主婦でも持ちやすいという特徴があります。

AMEX(アメリカン・エキスプレス)

AMEXはトラベラーズチェックとクレジットカードの発行元であるアメリカの企業です。AMEXは、世界全体の総購入取引件数でいうと3.21%にとどまるものの、ステータスの高さが注目を集める国際ブランドです。

AMEXは、他のカードと比べると年会費が高いですが、その分、手厚いサービスや特典・優待を受けることができるため人気があります。特に、AMEXの「センチュリオン・カード」は、最上級のクレジットカード(通称、ブラックカード)として保有したい人が後をたたないクレジットカードです。

JCB

JCBは、日本生まれの国際ブランドです。日本国内の加盟店は1000万店以上と国内シェアトップを誇っており、日本では一番使いやすいクレジットカードです。

JCBは、特典・優待としてポイントをJCBギフトカードに交換したり、コンビニでの優待が受けることができるなど、日本国内に向けたサービス内容が特徴です。もちろん、世界でもJCBの加盟店は約3000万あるため、国外での利用も可能です。VISAやMastercardとは違い、JCBはクレジットカード発行会社でもあるため、ステータス性の高い自社発行のプロパーカードも発行しています。

Diners Club

Diners Clubは、アメリカを中心に全世界で展開するクレジットカードです。Diners ClubはAMEXと同様、ステータスの高さに特徴のブランドです。

入会審査も他のカードに比べて基準が高くなりますが、海外傷害保険など特典や優待は手厚くなっています。以前は、日本での加盟店は少なかったのですが、AMEXと同じように日本のブランドJCBと提携することで、日本国内でも使える店舗が増えました。

DISCOVER

DISCOVERはアメリカのDiscover Financial Servicesが展開するクレジットカードで、アメリカ本土で約5000万人の会員を持っています。DISCOVERカードを発行している日本では、DISCOVERブランドのクレジットカードを作ることはできませんが、JCBと加盟店開放契約を結んだため、日本でもJCBの加盟店で利用することができます。中国の中国銀聯とも加盟店を開放し、中国でも利用できるお店が増えたほか、中国銀聯カードが使える、シンガポール、タイ、韓国でも広がりを見せているカードです。

中国銀聯

中国中央銀行主導で作られた国際ブランドです。近年、急速に会員数を伸ばしているクレジットカードで、世界では「UnionPay」として知られています。2002年に設立された新しいブランドですが、中国銀聯カードの世界での購入額は13%と、VISA、MasterCardに次ぐクレジットカードです。主に使える地域は、中国や香港になりますが、日本、アメリカ、韓国、タイ、ドイツ、フランス、オーストラリアなど20ヶ国に加盟店を広げています。

まとめ

ここでは7大国際ブランドと呼ばれるクレジットカードを中心にご紹介してきました。

クレジットカードはそれぞれ、使える国や地域が違っていたり、ステータスによって受けられるサービスや優待・特典などが違います。利用にあたってはそれぞれのクレジットカードの加盟店数も関係してくるので、高いシェアも持つ国際ブランドほど利便性も高いという特徴があります。

どの国際ブランドのカードを作るか悩んだときは、利便性はもちろん、自分の使い方やライフスタイル、収入などと照らし合わせて選んでゆくと良いでしょう。





 

サブコンテンツ

このページの先頭へ