クレジットカード審査で虚偽記載はいけません
クレジットカード審査と虚偽申告について
クレジットカードの申込書には個人情報を書く欄がたくさんありますよね?住所・氏名・生年月日・勤務先・年収など、ボールペンを片手に申込書に記入する時間だけでも結構時間が掛かってしまいます。
ちなみに、インターネット申込ではネット上の申込ページに自分の属性情報を入力しなければいけませんので、パソコンに不慣れな方は紙ベースの申込書よりも時間が掛かってしまう可能性がありますよね?
ただ、クレジットカード会社では、この申込書に記載の属性情報や信用情報を参考にして審査を行っているため、申込書に記入しないとクレジットカード審査を受けられないので、これは仕方がないことですけど。
しかし、中には年収が少ないので年収の水増しを行ったり、 勤務先が小規模なので某有名企業名を書いたりと、申込書に虚偽の記載をする方がいるようですが、この行為は審査にどう影響を与えるのでしょうか?
普通に考えれば、申込書に虚偽記載した時点で審査で通らない可能性が高いように思われますが、実際のところはどうなのか?について説明しますね。
居住年数や年収に虚偽の記載をした場合は?
クレジットカード審査では、基本的に居住年数や年収は自己申告制なので、多少居住年数や年収を水増ししても審査に影響はほとんどありません。本当は居住年数が8ヶ月を1年とか、年収が350万を400万とかであれば、さほど問題はないと思います。
ただ、本当の居住年数が8ヶ月を3年とか、年収が200万を500万と記載するのはやり過ぎです。
クレジットカード会社から、年齢の割りに居住年数が多かったり、勤務先の規模や年齢と年収の乖離が大きいと見られた場合には、住民票や源泉徴収票の提出を求められる可能性があるため、その時点で虚偽の記載がバレてしまいます。
住所や勤務先に虚偽の記載をした場合は?
この住所や勤務先も自己申告制ですが、住所や勤務先に虚偽の記載をした場合には、クレジットカード会社で本人確認が出来ないためその時点で審査が終わります。クレジットカード審査には人的コストが掛かっているため、余計な時間を掛けることはしないのです。
虚偽の記載がバレてしまったらその後の審査に影響するのでしょうか?
虚偽の記載は、個人信用情報機関の信用情報には登録されませんが、クレジットカード会社によっては、申込書に虚偽の記載があった場合、その申込者を会社独自のブラックリストに登録します。
すると、このクレジットカード会社の審査では、今後一切の審査に落とされてしまうことになりますので、虚偽の記載には注意が必要です。