クレジットカード審査ではスコアリングが重要です
クレジットカード審査とスコアリングについて
クレジットカード審査では、申込書の内容と個人信用情報機関に登録されている信用情報に、クレジットカード会社独自の信用情報があればその情報も加味してクレジットカードの発行の可否を判断しています。
中には事前審査と呼ばれている、主にコンピューターで簡易的な審査を行っている会社もありますが、各種情報を加味して審査するため、最終的には審査内容を人間の目で見て判断しているのです。
それに、すべての審査をコンピューターがするのはなんだか怖い気がしますので、クレジットカード発行の可否の判断は人間が行うべきですが。。。
しかし、人間が審査を行う場合、ある一定の基準がなければ審査内容にばらつきが出てしまい、審査に不公平が生まれる可能性があります。まあ、人間には心というか感情があるため、人によって審査結果が違ってくるのは仕方がないのですが、仕方がないで終わらせないですよね?
そこで、クレジットカード審査結果のばらつきを防ぐために、クレジットカード審査にはスコアリングと呼ばれている一定の審査基準があるのですが、このスコアリングの内容とは一体どういうものなのでしょうか?
クレジットカード審査のにおけるスコアリングとは?
スコアリングという言葉からも分かるように、このスコアリングとは各種属性情報に点数を持たせて、この点数の合計によってクレジットカード発行の可否を判断するのです。
例えば、居住形態が持ち家だと○点、アパートだと○点、勤務年数が○年以上だと○点、年収が○万以上だと○点とかですね。
そして、これらの属性情報の合計点数がクレジットカード会社が定めている点数を上回れば審査OK、下回れば審査NG、点数ぎりぎりの場合は審査担当の裁量でOKかNGかを判断しています。
どこのクレジットカード会社でもスコアリングの基準は一定なのでしょうか?
これについては、正直なところ各属性による点数のつけ方は、クレジットカード会社の審査担当以外には把握出来ません。しかし、各クレジットカード会社によっては、審査の際にどの属性の比率を重視するのか?は決まっているようです。
例えば、流通系クレジットカード(イオンカードなど)では、買い物客の囲い込みが重要なので女性であれば審査に有利とかですね。
スコアリング審査だからこそ欠かせない事とは?
スコアリングは、各属性に点数を付けていくので、申込書のとある属性に空欄があると点数を付けることが出来ません。すると、せっかく他の属性の点数が高くても数箇所の属性が空欄のせいで審査に落ちてしまう可能性があるのです。
ですので、クレジットカードの申込書は、必ずすべての属性を埋める必要がありますよ。