【徹底解説】ファミマカードの審査基準・難易度・審査落ちの理由とは?
ファミマカードは、ファミリーマートとポケットカードが提携して発行しているクレジットカードです。年会費は永年無料で、ETCカードも無料です。貯まるポイントはTポイントなので、使えるポイントの幅も広いです。ファミリーマートのヘビーユーザーにおすすめのファミマカードの審査基準・難易度・審査落ちの理由などを紹介します。
ファミリーマートはセブンイレブンやローソンなどと同様に、自社ブランド=自社顧客獲得のためのクレジットカード、ファミマカードを発行しています。
このファミマカードにはTポイント機能も付いており、ファミリーマートでの買い物金額に応じてTポイントが貯まる仕組みになっています。また、もちろんレンタル大手のTSUTAYAの会員証としても使えることが特徴です。
ファミリーマートやTSUTAYAを良く利用される方にとっては是非とも検討したいクレジットカードのひとつとなっています。
ファミマカードを利用する3つのメリット
ファミマカードは年会費永年無料というメリットの他にも、ユーザーにとって嬉しいメリットがあります。ファミマカードのメリットをまとめて紹介します。
Tポイントが貯まる
ファミマカードで貯まるポイントはTポイントです。Tポイントは、ファミリーマートで使えるのはもちろん、TUTAYA、yahoo!ショッピングやyahoo公金払いを通じて、公共料金の支払にも使えます。使い道が幅広いTポイントが貯まるのは大きなメリットです。
ファミリーマートでいつでも2%還元
ファミマカードの基本還元率は0.5%ですが、2019年8月1日から、ファミリーマートでの買い物をファミマカードで決済すると、いつでもTポイントが2%貯まるようになりました。
200円(税込)の買い物をした場合、ファミマカードの提示でショッピングポイントが1ポイント、ファミマカードの決済でクレジットポイントが1ポイント、ファミマカードの特別ポイントが2ポイントになり、200円で計4ポイントが付き、還元率は2%となります。ただし、タバコやチケットなどは対象外となるため、注意が必要です。
TSUTAYAレンタルカードが不要になる
TSUTAYAでレンタルをするにはTSUTAYAカードが必要になりますが、ファミマカードなら、TSUTAYAでレンタルもできます。DVD・CD・コミックのすべてのレンタルが対象です。手持ちカードを1枚でも減らしたい方には大きなメリットです。
ファミマカードのデメリット
メリットの多いファミマカードですが、デメリットについても確認しておきましょう。ここでは、ファミマカードのデメリットを紹介します。
ボーナス払いや分割払いができない
ファミマカードの支払い方法は、初期設定は「リボ払い」になっているので注意が必要です。さらに、一般的なボーナス払いや分割払いが設定できません。ファミマカードの支払い方法は「店頭払い」「リボ払い」「一括払い」の3種類と少ないです。
旅行保険の付帯がない
ファミマカードには、国内旅行保険や海外旅行保険は付帯していません。よく旅行に行く方には向きません。旅行先でクレジットカードを使う予定のある方は、年会費無料でも旅行保険が付帯しているものもあるので、そちらを選ぶことをおすすめします。
対応ブランドがJCBのみ
ファミマカードで選べる国際ブランドは「JCB」のみとなってます。「VISA」や「MasterCard」は選べません。「JCB」は日本の国際ブランドなので、日本国内で利用するには問題ありませんが、海外では利用できない場所もあるので、海外旅行保険の付帯も無いので、海外でクレジットカードを使う予定がある方は、ファミマカード以外のクレジットカードの検討をおすすめします。
ファミマカード審査での注意点
ファミマカードの審査は、初めてクレジットカードを持つ方でも審査が通りやすいカードです。しかし、審査基準が低いといっても注意すべき点はあります。ここでは、ファミマカード審査での注意点を紹介します。
ファミマカードの申し込み条件
ファミマカードの申込み条件は、「高校生を除く18歳以上の方」です。未成年の方でも親権者の同意があれば申し込み可能ですし、主婦やフリーターの方でも申し込みが可能です。
ファミマカードが加盟する個人信用情報機関
ファミマカードは、ファミリーマートの関連会社のポケットカード株式会社が発行しています。このポケットカード株式会社は、個人信用情報機関の「CIC」と「JICC」に加盟しています。つまり、「CIC」と「JICC」に支払遅延や自己破産などの金融事故履歴が残っている場合は、ファミマカードの審査を通過しにくくなります。
このポケットカード株式会社ですが、個人信用情報機関のCICとJICCに加盟しており、銀行系クレジットカード会社が主な加盟会員のKSCには加盟していません。
つまり、KSCに軽微な延滞情報が登録されていたとしても、CICとJICCに事故情報が登録されていなければ、ファミマのクレジットカード審査に通る可能性があるということになります。
もちろん、最低限の属性情報をもっている事が条件になりますが、それ程敷居の高いクレジットカードという事はありませんので、信用情報にクレジットヒストリーがしっかりと残っていればクレジットカード審査に通る可能性は十分あります。
クレヒスが積み重なっていないという方は、こちらで紹介しているクレジットカードでクレヒスを積み重ねる事をお勧めします。
審査に通るためのコツ
ファミマカードのような「流通系クレジットカード」は審査が甘い傾向がありますが、支払遅延などの金融事故履歴が個人信用機関に残っていれば、審査は厳しくなります。そこで、ここでは、審査に通るためのコツを紹介していきます。
キャッシング枠を設定しない
「キャッシング枠」とは、クレジットカードでコンビニや銀行ATMからお金を借りることができるサービスです。この「キャッシング枠」を設定すると、カード会社には「お金に困っている」という印象を与え、審査にに通りづらくなります。
「キャッシング枠」を設定しなければ、カード会社からは「お金を貸さなくてもいい金銭的余裕のある顧客」に見えるので、審査に通りやすくなります。キャシング枠は、後からでも設定できるので、必要になったら設定するのがおすすめです。
固定電話があれば固定電話の番号を記入する
主婦や実家ぐらしの学生は、申込時に携帯電話だけでなく、固定電話の電話番号も記入しておきましょう。固定電話があることで、定まった住所を持っており、電話代も払えている人だと認識します。
審査の最後には、カード会社から在籍確認の連絡も入るため、固定電話で在籍確認が取れれば、信用度は高くなり、審査に通りやすくなります。
同時に複数のクレジットカードに申し込まない
同時に4枚以上のクレジットカードに申し込むと、個人信用情報機関に同時に複数のクレジットカードの申込み登録がされてしまうため、「返済能力が低い」と判断され、審査に通りにくくなってしまいます。
ファミマカードを検討している場合は、他のクレジットカードとの申込みのタイミングを考えましょう。
まとめ
ファミマカードは、年会費永年無料でファミリーマートでのお買い物でTポイントが貯まり、さらにTSUTAYAのレンタルまでできるというお得なクレジットカードです。ただし、支払いの初期設定が「リボ払い」になっていたり、旅行保険の付帯がないなど、注意しなければいけない点もありますので、ファミマカードのメリット・デメリットをしっかり理解して申し込みをしましょう。