親がブラックだと奨学金を受ける事は出来ますか?

奨学金を受けるためには

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過去に何らかの事情によりクレジットカードやローンの利用代金を延滞、または債務整理してしまい、そこから信用情報から事故情報が削除される5年も経過していない方もいるかと思います。

人間、歳を取ってくるに従って時の流れが早く感じるようになると言われていますが、まさに40歳を超えると時の流れが早く感じてしまう今日この頃です。

と、私の話はさておき、普通に生活していると歳の流れが早く感じてしまうものですが、これが信用情報に金融事故情報が登録されてからの5年間はかなり長く感じるかと思います。

 

というか、私が金融コンサル時代にそういった話を良く聞きましたので、これはほぼ間違いのない事だと思います。特に、クレジットカードやローンを使いたい方であれば、さらにこの期間が長く感じてしまう事でしょう。

ただ、そうは言っても、家庭の事情(?)で子供の大学進学費用が用意出来ないために、自分の信用情報がブラックでも奨学金制度を利用したいと考えている親も少なからずいるようです。奨学金と言えば、現在家がお金に困っているけど大学に進学したい方の強い味方になってくれるものです。

しかし、この奨学金を利用するためには、子供が未成年のため親の信用情報も関係してくるように思えますが、親の信用情報がブラックでも子供の奨学金は受ける事は可能なのか?について説明します。

 

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日本育英会は信用情報機関を利用していなかったのですが・・・

個人信用情報機関の信用情報がブラックだという事は、個人信用情報機関に加盟している金融会社にしか分からない事なので、奨学金を出している会社(または組織)が個人信用情報機関に加盟していなければ、信用情報がブラックという事は分かりません。

信用情報に何らかのネガティブ情報が登録されていても、その事実が奨学金を提供している会社に分からないのであれば、それはもはや奨学金を借りるためには全く関係ありませんよね?

この点においては、昔の奨学金の代表格とも言える日本育英会では個人信用情報機関に加盟していなかったので、当時であれば信用情報がブラックでも奨学金を受ける事が可能でした。

 

日本学生支援機構はKSCに加盟しています

先ほど少し出てきた日本育英会ですが、2004年4月1日から日本国際教育協会などと合併して日本学生支援機構として奨学金を融資する事になりました。ただ、この時点では日本学生支援機構は個人信用情報機関には加盟していません。

しかし、奨学金を受けた学生の中から大学卒業後に奨学金の返済が出来なくなった方が続出したため、2010年4月から延滞情報を全国銀行個人信用情報センター(KSC)に登録するようになったのです。

この学生の卒業後による奨学金の延滞問題は、日本学生支援機構がKSCに加盟してから現在に至るまであまり改善しているとは言えず、現在も卒業後の奨学金返済で苦しんでいる方は多くいるようです。

 

つまり、現在では日本学生支援機構がKSCに加盟しているため、学生の親がブラックの場合には子供の奨学金を受ける事が難しくなっているのが現状です。(奨学金に申し込む際には原則父母や兄弟姉妹又はおじやおば等から連帯保証人や保証人を付ける事になっているため)

 

親がブラックの場合には機関保証制度を利用することが可能です

親のブラックが原因で、親が奨学金の連帯保証人になれない場合でも、機関保証制度(JASSO)を利用する事が可能です。この機関保証制度とは、保証機関が学生の債務、つまり奨学金の保証を約束して学生が奨学金を受け取る事ができる制度になります。

そして、学生が大学卒業後に奨学金の返済が出来なくなった場合には、学生の代わりに保証機関が日本学生支援機構に奨学金を一括返済して、今後は保証機関が学生に奨学金の返済を求めていく事になります。

 

つまり、現在親が信用ブラックの場合でも、子供が奨学金を利用して大学へ進学する事が可能になっているのです。ただ、この機関保証制度を利用するためにはあらかじめ一定の保証料を支払う必要があります。

しかし、一定の保証料を支払う事が出来れば、現在お金がなく、しかも親が信用ブラックで大学進学をあきらめている方にとっては大学進学への道が開ける事になりますので、そういった方はこの機関保証制度を使っての奨学金利用をお勧めします。

もっとも、結局のところ借りたお金は返さなければなりませんが、この機関保証制度を使えば親がブラックでも子供が奨学金を受ける事が可能になります。

 

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