お店やカード会社がクレジットカードを導入したい理由とは?

クレジットカードの利用者は、現金を持ち歩かなくても商品が購入できたり、クレジットカードを使うことで様々な特典を受け取ることができるというメリットがあります。では、クレジットカードを導入しているお店やクレジットカードを発行している会社がクレジットカードを導入する理由はどのようなものでしょうか。

ここでは、クレジットカードを導入することでお店が得られるメリットや、クレジットカード会社がどのように利益を得ているかの仕組みを紹介していきます。

クレジットカードの仕組み

こうしたメリットや仕組みを理解するために、まずはクレジットカードの仕組みを見ていきましょう。

クレジットカード会社と契約した利用者は、お店でクレジットカードを利用し、買い物をします。買い物の際は現金は必要ありませんが、利用者は後日、カードで払った分の金額をクレジットカード会社に支払います。

お店は、利用者が使った代金をクレジットカード会社から受け取ります。その際に、お店はクレジットカード導入に必要となる手数料をクレジットカード会社に支払います。これが、クレジットカード会社の利益となっています。

クレジットカード会社の役割は、利用者の代金を立て替え、お店に支払い、お店からは手数料をもらうという仕組みとなっています。

お店がクレジットカードを導入するメリット

では、お店側にはクレジットカードを導入することで具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは、お店がクレジットカードを導入するメリットにスポットを当てていきます。

カード利用者が購入する機会が増える

お店がクレジットカードを導入するメリットのひとつとして、「カード利用者が購入する機会が増える」という理由があります。クレジットカードの普及率が上がってくれば、クレジットカードの利用者も増えるため、クレジットカード決済を導入しているお店が選ばれるようになります。こうして最終的には利用者が商品を購入する機会につながっていくのです。

クレジットカードの発行枚数は年々増加しています。一般社団法人日本クレジット協会が2018年11月30日に発表した「クレジットカード発行枚数調査」によると、クレジットカード発行枚数は前年比2.3%増の2億7,827万枚(2018年3月末時点)であったことが報告されています。

実質的に分割払いを導入できる

利用者はクレジットカードを使うことで、分割払いを選ぶことも可能です。分割払いは、高額な商品を購入した際や一気に口座から引き落とされてしまうのが困る場合など、数か月に渡って支払いを分けて支払う方法です。

現金では、一括で支払わなければいけないものが分割して支払っていけるので、利用者も高額なものを購入しやすくなります。ただし、「分割払い」「リボ払い」「ボーナス一括払い」を選んだ場合は、手数料がかかるので注意が必要です。

高額商品が売れる

クレジットカードでは「分割払い」「リボ払い」「ボーナス一括払い」などの一括払い以外の支払い方法も選べるため、高額商品が売れやすくなります。利用者は高額な商品ほどカード決済を希望する方が多くなります。理由としては「まとまった金額を持ちわせていない」「特典やポイントを貯めたい」というものが多いです。

つまり、クレジットカード決済を導入しないということは、利用者が高額商品購入の機会を損失することにつながるのです。

クレジットカード会社のメリット

クレジットカードを発行する会社には、どのようなメリットがあるのでしょうか?「年会費」や「分割払い」や「リボ払い」の手数料など利用者からの手数料などもクレジットカード会社の利益となりますが、それだけではありません。

クレジットカード会社は、利用者だけではなく、クレジットカード決済を導入するお店からも「加盟店手数料」として利益を得ています。一般的に、カードを利用して買い物した分の3%〜7%を手数料として受け取っていると言われています。この手数料は、どのお店でも同じではなく、スーパーなど利用率が低い店舗では手数料のパーセンテージは低く、エステや家電量販店などカードの利用率が高い店舗では手数料のパーセンテージが高いと言われています。

また、お店で扱っているカードの種類が多ければ多いほど、手数料を多く支払っていることになります。

まとめ

年々、クレジットカードは発行枚数が増えており、利用者もクレジットカードを利用する機会が増えています。

お店はクレジットカード決済を導入することで、お店の集客アップにつながったり、利用者の購入金額が上がったりと大きなメリットを得ることができます。それにより、クレジットカード会社もクレジットカード決済を導入するお店から手数料を受け取ることで利益を得ます。

このように、クレジットカードの利用は利用者だけでなく、お店とカードを発行する会社にも大きなメリットがあるのです。





 

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